北茨城市では、北茨城市に移住し、地域住民と共に暮らし、北茨城市の環境や特徴を生かした芸術活動に興味のある方を対象とした「移住」と「芸術」をかけ合わせた事業を企画しました。事業では、北茨城市を知ってもらうためのセミナー、実際に訪れていただくツアー、滞在創作体験を行うキャンプの3つの「北茨城」を実施いたします。
　北茨城市の概要や取組み等をセミナーでお伝えし、ツアーで実際に訪れ、キャンプで滞在することで、北茨城市への移住を体験する事業となっております。
　また、参加していただいた方は、「北茨城【芸術によるまちづくり】アンバサダー」に任命され、北茨城市の芸術によるまちづくり等について情報発信者になっていただき関係人口の創出を促進いたします。

　今回は第一弾！「移住」×「芸術」セミナーを10月23日に開催いたしました。

　開催場所は、3331 Arts Chiyoda （東京都千代田区外神田６丁目１１−１４）で実施いたしました。中学校を改修した「芸術」に特化している施設ということで、北茨城市の生涯学習センター「とれふる」「期待場」とも通ずるところもあるな、と思っていたのですが、やはり東京にある施設はとてもおしゃれで、実際に来ているお客様もヨガ教室やコスプレをした方が集う場所など、北茨城市ではなかなか感じることのない場の雰囲気でした。

参加者は23名の方に会場及びオンラインにて参加していただきました。
事前に応募していただいた方のほかに、当日急遽参加していただいた方もおりました。
多くの方に参加いただき、担当としてはとても緊張しておりました。

　市の概要に加えて移住支援、起業支援の情報、北茨城市で推進している芸術によるまちづくりの説明を行いました。５月に委嘱した地域おこし協力隊の箕浦隊員も駆けつけてくれて、自身の活動内容や生活についてお話いただきました。

　箕浦隊員は演劇を専門的に学んだ経験を生かし、北茨城市の「芸術によるまちづくり」を推進していきます。８月に市民夏まつりで市職員らと演劇を初披露し、今後もイベントや自身で開催する講演にて披露していく予定です。

　今後の活躍に皆様もご期待ください！

　市の説明のあとは、元北茨城市地域おこし協力隊で現在、移住し、市の集落支援員として活躍している石渡夫妻にお話をしていただきました。

　北茨城市に移住する前の仕事や生活、芸術家としての活動内容、地域おこし協力隊に委嘱されてからのことや卒業してからの生活など、移住してからの不安なことや北茨城市の魅力を語っていただきました。

　夫妻が住む場所は限界集落と言われるくらい世帯数も少なく、高齢化率も高いところです。その地を自身で掲げている「生きるための芸術」としてこの自然に囲まれた里山を桃源郷と称し、芸術にあふれるまちにしようと様々なことに取り組んでいます。
　耕作放棄地を利用した花植え、炭窯の再生など、里山全体を「芸術−アート−」と捉えて、訪れる人に感動を与えようとするその姿に我々も感銘を受けます。
　現在の生活スタイルの中に私達も知らない情報があったりと、驚きがありました。
　北茨城市では石渡夫妻と協力体制を築き、「芸術によるまちづくり」の推進に努めてまいります。

　

９０分に渡るセミナーもあっという間に終了。
最後は、参加者皆様を「北茨城【芸術によるまちづくりアンバサダー】」に任命し、今後北茨城市を盛り上げていただくべく、情報発信や情報交換をしながら、皆様の意見を参考にして、「移住」と「芸術」を盛り上げていこうと思っております。

　次回は、「移住」×「芸術」ツアーとなります。

　実際に北茨城市の環境や雰囲気を肌で感じていただき、「北茨城市ってこういうところなんだ」と認識していただきたいです。食べ物や生活環境、そして石渡夫妻が桃源郷と称している里山での自然の中の芸術体験をぜひとも味わっていただきたいです。

　それでは次回もよろしくおねがいします。

　担当：ISHIZAKEY

　ちなみにこちらは会場へ来場者特典としてお渡しした北茨城市内の銘菓さんで作られているミニどら焼きです。一口サイズと食べやすく、また生地もそこまで甘くなくて中の餡もちょうどよい甘さと大きな粒が特徴のどら焼きです。2種類あり、つぶあんマーガリンは洋風な味わいでとても美味しいです。当市マスコットキャラクターのあんちゃんこうちゃんの焼印が押されていますが、こちら実は通常販売では焼印がされていないのです。今回は特別に対応していただいたレア物です。オンライン参加の皆様ごめんなさい！！ぜひとも北茨城市へ足を運んだ際にはご賞味ください！