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移住コラム07 北茨城という場所で誰もが唯一無二のアートな時間を感じられる空間を

「北茨城アートマーケット」プロジェクト始動!

北茨城市では、創作活動を行っている作家が単に活動拠点として北茨城市に移住するのではなく、北茨城市に移住したことで北茨城市の環境や特徴を活かして、北茨城市で経済的に持続可能な創作活動を行える移住を増やすことを目的に、作家の作品展示を行うイベント「北茨城アートマーケット」の開催を予定しています。


【「北茨城アートマーケット」の開催に向けて】
今回、イベント立ち上げメンバーとして、北茨城市が掲げる「芸術によるまちづくり」を共に目指し「北茨城アートマーケット」を実現してくれる仲間を、作家、関係者、移住希望者問わず募集しました。

そして、ご応募頂いた皆さまには「北茨城市移住交流セミナー」にご参加頂き、その後は「地域ミーティング」「お試し創作体験」と実際に北茨城市に入りながら地元の方と連携して北茨城アートマーケットを一から作り上げて頂くことなります。

さて、本コラムでは2023年11月28日に都内で開催したセミナーと、その後に北茨城市内で実施したお試し創作体験の様子をお伝えしたいと思います。

【「北茨城市移住交流セミナー」の開催】

先ず始めに開催した「北茨城市移住交流セミナー」には、イベント立ち上げメンバーとなる14名の方にご参加いただき、セミナーでは北茨城市職員と北茨城市で活躍するアートユニット「檻之汰鷲(おりのたわし)」の石渡のりおさんが、北茨城市に関する情報や、ゼロから立ち上げた秋祭りの話など、北茨城市内の魅力を紹介しました。

会場である渋谷ヒカリエの一室では、座席を円にしてお互いの顔を見ながら、北茨城市に期待することや自分が今までしてきたことなどを参加者がフリートークしながら、アートマーケットで実現したいアイデアや北茨城でやってみたいことを全員で話し合いました。

予定していた90分はあっという間に終わり、熱気あふれる会場は最後「北茨城【芸術によるまちづくり】アンバサダー」の認定証授与で幕を閉じました。

【北茨城市で「お試し創作体験」を実施】

イベント立ち上げメンバーが集まったセミナーから約2週間後、メンバーが実際に北茨城市を訪れる「お試し創作体験」が開催され、8名の方が参加されました。

お試し創作をする前に、先ずは北茨城市の魅力を体験してもらおうと参加者にどこに行きたいか聞くと、皆さん口を揃えて「海が見たい」ということで五浦海岸へ。

その後は、芸術家の拠点であり、多数のアート作品が展示されている「北茨城市生涯学習センター分館『期待場』」を見学し、希望者は陶芸体験もおこないました。

その後は、アートユニット「檻之汰鷲(おりのたわし)」の石渡のりおさんが活動拠点としている楊枝方地区に伺って、炭焼きの復活や地域コミュニティの寄合場所、アトリエやギャラリーなどお話も交えて見学しました。

その夜には参加者の宿泊先に地元の方が集まって地域交流会を実施。北茨城市で活躍するアーティストやクリエイターの皆さまと北茨城市内の芸術活動や、北茨城アートマーケットの立ち上げについて親密に話し合い、北茨城市の皆さまも立ち上げメンバーとして参加する方向で話が盛り上がって、交流会後もメンバー同士で話しあう姿も見受けられました。

翌日は「北茨城市漁業歴史資料館『よう・そろー』」で、地元の方が開催する「ほりだしもの市」に参戦。レア物をゲットしたり、アートマーケットの参考にしたりとフリーマーケット形式のイベントに参加者は大興奮でした。

「お試し創作体験」の最後は石渡のりおさんが古民家を改修し、地域の寄合所やアトリエ兼ギャラリーとして使われている楊枝方地区の「ARIGATEE」にて北茨城アートマーケットに向けた作戦会議を参加者全員で実施。

絵を書くのが得意、手芸が得意、踊りで表現ができる、茶席を設けたい、音楽を演奏できる、などなど、自分たちが出来ることややりたいことを積極的に話し合い、実際に北茨城市に訪れたことで分かった事や気付いたことを織り交ぜながら北茨城アートマーケットについて皆で議論しました。

その中で参加者の皆が最も大事だと合言葉のように話したことは「どうやって北茨城市の方たちと一緒にイベントを作り上げるか」ということ。余所者だけじゃなく、内者だけじゃない。どこででも出来ることではなく、北茨城市でしか出来ないこと。北茨城という場所で、誰もが唯一無二のアートな時間を感じられるように。私たちだから出来ること。

北茨城アートマーケットの開催まであと3か月。
さてさて、北茨城市を自分事で考えるこの参加者の盛り上がりはどう昇華するのか?

波乱万丈の続報を楽しみにお待ちください!

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